~~~さんです。と書けたら良いのですが。
仕事の仕方というのは、月並みな言い方ですが、仕事に教えてもらいました。
今も教わり続けています。
昨日書いた、三方のことを考えて、毎日朝から晩までひたすら仕事をしていると、
だんだんいろんなことが見えてきて、毎日進歩して行くことが出来ると思っています。
厨房の中での仕事の学び方は、老害か?ベテランか?の話の時にでも。
よく、専門学校で何でも教わることが出来ると思っている方がいらっしゃいます。
私は昔、
”専門学校を出ているからって、上から目線で物を書いて、何様のつもりなんだ”
と、メールや、コメントの攻撃を受けたことがあります。
自慢の手作りお菓子を作っている方なのですが。
私にとって、日本菓子専門学校を卒業しているということは、
上から目線になる道具ではありませんでしたし、もちろん何様のつもりにもなれませんでした。
そんな余裕を感じたことはなく、私にとっては、重圧、重荷、十字架を背負っているような…、
入学と同時に、ひたすら努力、努力、努力と私に強いてきたような存在でした。
でしたと言いますが、これはこの業界に居る限り、感じ続ける重圧だと思います。
今でこそ、感謝の気持ちを持っていますが、学生当時はノイローゼ?のようになりながら
先生に質問したり、技術の習得に努めていたような記憶があります。
同級生は、全国各地のお菓子やさんの息子さん娘さんです。
韓国の大手お菓子やさんの息子さんもいらっしゃいました。
私とは、スタートラインが全然違うのです。同級生は家に帰ったら、お菓子やさんです。
私はガスやの娘です。生まれ育った家が違うのです。
ひたすら努力しなければ、お菓子やさんにもパティシエにも、和菓子職人にもなれません。
人の何倍も努力しなくてはいけないし、自分がここまで出来るってことは、
他の人はもっと出来るはずだなど、仕事の仕方を学ぶ基礎、姿勢を教えてくれたのが、
専門学校だったのだと、私は思っています。
だから、ずっーとずっーと、お菓子と向き合っていた記憶が鮮烈にあるのです。
写真は、KINOTOYA BAKE ポールタウン店