男でした。
昨日、朝市で会長さんに教えてもらいました。
今まで、なにわ梅って書いてきたんだけど、
なにわ梅っていう、梅はありません。ないんです。
じゃあ、これは何なんなん?なんですが、
八助梅 (はちすけうめ) と言います。
青森の人は、八助と呼び、
青森県以外の人は、なにわ梅と俗称で呼んできたそう。
ネット上で、なにわ梅(八助梅)のことを、
どうも豊後の一種らしい。と書いている人もいるけれど、
それはどうも…で、梅って梅じゃないというか、リンク先では
杏って書いてるね。
以下。昨日、色々質問して分かったこと。
★ なにわ梅は、赤紫蘇を入れて梅漬けにすると、赤く漬かるが、
杏を同じように漬けても赤く漬かることはない。
↑
赤く漬かるための~~~をすると、漬からないことはないけど、
操作なしだとほぼ無理。
★ なにわ梅は、他の梅や杏と違い、頭にガキ?とんがりがある。
★ 杏は甘みが少なく酸味が多いが、八助梅は甘みも酸味も多い。
★ 青森では、「八助」と呼ばれる他に、「割り梅」とも呼ばれる。
↑
私なんかは、丸のまま(実のまま)で漬けて干して…をするけど、
塩漬け後割る。という作業をする人もいる。←塩漬けにすると、
生の時より割りやすくなるため。そこから、割り梅。
あと、杏の「平和」って品種は、八助より皮が薄い。
本当は、梅漬けにした時、皮が薄い方が美味しいし、
口に皮が残ることもないんだけど、平和を漬けると、皮が破れ、
べチャベチャ、色も杏色のままになるため、八助。
↑
平和は、杏。八助は杏。だけど、梅ってことでよいのかな?と。
現に、梅で買うし、杏は杏を購入し、加工してるよ。
杏の主な品種についての詳しい説明はこちら → ★
杏の「幸福丸」っていう品種、珍しいし、とても美味しいそう。
食べてみたいけど、青森で市場に出しているのは、2件ほどの農家で
それをほぼ買い占めるのが、会長さんだという話。
調べたら、信州ではあるみたいだから、食べてみたいなぁ。。。
と、いうことで、なにわ梅は俗称で、本当の名前は「八助」です。
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