青森にある男…

男でした。

昨日、朝市で会長さんに教えてもらいました。

yohira 職人つれづれ日記♪-2011071517030000.jpg

今まで、なにわ梅って書いてきたんだけど、

なにわ梅っていう、梅はありません。ないんです。

じゃあ、これは何なんなん?なんですが、

八助梅 (はちすけうめ) と言います。


青森の人は、八助と呼び、

青森県以外の人は、なにわ梅と俗称で呼んできたそう。

ネット上で、なにわ梅(八助梅)のことを、

どうも豊後の一種らしい。と書いている人もいるけれど、

それはどうも…で、梅って梅じゃないというか、リンク先では

杏って書いてるね。

以下。昨日、色々質問して分かったこと。

★ なにわ梅は、赤紫蘇を入れて梅漬けにすると、赤く漬かるが、

  杏を同じように漬けても赤く漬かることはない。

  ↑

  赤く漬かるための~~~をすると、漬からないことはないけど、

  操作なしだとほぼ無理。

★ なにわ梅は、他の梅や杏と違い、頭にガキ?とんがりがある。

★ 杏は甘みが少なく酸味が多いが、八助梅は甘みも酸味も多い。

★ 青森では、「八助」と呼ばれる他に、「割り梅」とも呼ばれる。

   ↑

  私なんかは、丸のまま(実のまま)で漬けて干して…をするけど、

  塩漬け後割る。という作業をする人もいる。←塩漬けにすると、 

  生の時より割りやすくなるため。そこから、割り梅。

あと、杏の「平和」って品種は、八助より皮が薄い。

本当は、梅漬けにした時、皮が薄い方が美味しいし、

口に皮が残ることもないんだけど、平和を漬けると、皮が破れ、

べチャベチャ、色も杏色のままになるため、八助。

平和は、杏。八助は杏。だけど、梅ってことでよいのかな?と。

現に、梅で買うし、杏は杏を購入し、加工してるよ。

杏の主な品種についての詳しい説明はこちら → 

杏の「幸福丸」っていう品種、珍しいし、とても美味しいそう。

食べてみたいけど、青森で市場に出しているのは、2件ほどの農家で

それをほぼ買い占めるのが、会長さんだという話。

調べたら、信州ではあるみたいだから、食べてみたいなぁ。。。

と、いうことで、なにわ梅は俗称で、本当の名前は「八助」です。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 丁寧な暮らしへ
ブログランキング・にほんブログ村へ

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)