日々、慈しみ重々。

私の条件としては…

新しい牛刀、私の条件としては…

 

 

鋼製ではなく、サビにくい材質のものであること。

 

刃渡りが、25センチ以上のもの。出来たら30センチは…。

 

握った時、しっくりくること。

 

値段は、3万円くらいまで。

 

ザックリした条件はこんな感じで、あまりにザックリしすぎていて、

購入まで3年も要したんだと思います。

 

買うまでの3年間…

結果から書くと、この度、新しい牛刀を買いました。

 

買うまで3年程、いろんなホテルのいろんな厨房で

たくさんの職人さんと仕事をしてきて、包丁選びについての相談をしては

いろんなアドバイスをいただきました。

 

ベテランになればなるほど、包丁の名前に左右されるな、高い包丁を買う必要はないという

話をいただき、その包丁を握った時の自分の感覚に従えって言われました。

同時に、いろんな職人さんから包丁を借りて仕事をしてきたので、様々な会社の

包丁を握ってみる機会にも恵まれていました。

 

刺身を引く仕事をすれば、柳刃がほしくなったり、

お菓子を一生の仕事として生きて行くという前提があり、牛刀を選んでいるため、

料理と私とお菓子の関係性で考えてみたり…して、後はその包丁に対する

思い入れ…だったり、色々考えて購入に踏み切りました。

 

 

 

このスライサーは、3年間の途中で買いました。

この時は、愛用してきたスライサーの刃の長い物が欲しかったから選んだものです。