朝、笹餅の写真をアップしながら、
何も節句について触れなかった…んで、今一度書きます。
すみません。
この方(妹子)は、初・旧端午ですが、
本日、旧端午でございます。
秋田では、5月5日の柏餅より、
旧端午に巻く、笹餅や笹巻の方が馴染みが
あるかもしれません。
もしかしたら、若い方はそうでもないかもしれませんが・・・
私のような世代は、5月5日の柏餅や菖蒲より、
旧の節句の笹餅を食べた記憶が色濃いです。
昔、母が作ってくれた笹餅は、
今、よひらで販売させていただいているカタチのものでは
なかったです。
今は、よひらなら…ということでこのカタチ、このい草の
まわし方にして販売させていただいていますが、
このカタチは秋田純正ではないのです。たぶん。
私は、昔の和菓子の文献の中から
文章だけをたよりに何度も何度も…
三角形に切った笹餅サイズの段ボールに
い草を渡して結い方を完成させたのですが、
言葉は古いし、写真はないし…でとても苦戦した
記憶があります。
ただ、お客様から伺った話の中で、亡くなったおばあちゃんが
このまわし方をしていたとか、少数ではあるようですが、
秋田にもある巻き方みたいです。
県南・県北、中央、笹何枚で包むのか?や、
カタチも様々で、お話を伺うのも楽しいものです。
かどっこ、つのっこだけをひっかけて結う方法とか、
お米の国ならではの、美味しく食べるためのお母さん達の
強いこだわりが光ります。
今は、昔ほど大量に作られなくなったり、
包めない若い方も増えているようですが、大切にしたい
秋田の食文化の1コマです。
つるして大切に大切に…食べるんですよね♪
いただきまぁーす!