そもそもなのですが…

就職活動、ちゃんとしたのですが、

希望したところに就職できませんでした。

 

今はどうなのか分かりませんが、

求人票は学校に届き、その中から希望のお店を選ぶものでした。

 

正直に書きますが、成績が悪かったわけではありません。

自分で書くのは恥ずかしいのですが、トップでした。

 

でも、私は性別が女で、それもお菓子やさんの娘ではないですし、

地方出身者で、和菓子やさんから、とても敬遠されました。

 

酷い話ですよね。

性別が女なら、ダメ。

菓子やの娘じゃないなら、

(早めに)辞めてくれなくて店に残るから女の子はそこまで仕事場には置きたくない。

↑ ここでいう仕事場とは、お菓子を作っている現場のことです。

売り子ならいいけど、職人ではいらないってことです。職人と言いますか、

いくら給料を払って置いてやっても、男とは違い…って、

とにかく女は最後は辞めるからダメという話でした。

 

親元を離れて生活している女の子はダメ。

 

今の時代なら、とんでもない話になると思うけど、

こんなことを発言しても普通に通るような時代があったんですよ、この業界…。

 

とにかく、和菓子やさんに就職したくて、~~~はどうなのか?(受けられないのかの意味)

と、先生に聞いても、

「そこはお前のカラーに合っていない。」

とか、自分の希望だけで、就職先は選べない時代…だったのです。

今から15年くらい前の話です。

 

私にはそんな自由の全くない就職活動時代がありました。

続きます。

 

 

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