ここ数カ月、パイロセラムとVISIONのことでメールを
いただくことが多くなったため、記事にさせていただきますね。
本業には関係しないことなんですけど、
私がこよなく愛してやまないパイロセラムとVISION、
今日は出てきませんが、クックマスターのことです。
こんな私でよければ、どんなことでもお話しましょう。
まず。
パイロセラムやVISIONでの炊飯には決まり事があります。
水は必ず、レシピで指定されている量の20%増しで炊飯するということです。
例えば、基本的な水加減で白米を炊くとすると…
150グラム(1合)のお米に対して、180グラムの水が必要です。
これは、私が勝手に決めたことではなくて、
昔、岩城硝子でビジョンを取り扱っていた時、HPに書いていたことなので
これを参考に、水加減を決めてくださいませ。
ちなみに。
私が今現在作っている、玄米のビックリ炊き(古代米入り)の割合は…
玄米(秋田県産あきたこまち) 270グラム
古代米(秋田県産黒・赤・緑米が同割の自家製ブレンド) 30グラム
1回目の水 400グラム
2回目の水 400~420グラム
こんな感じです。
お米の産地や銘柄によっても、水加減は変わりますし、
古代米を配合することによって、水も玄米だけの炊飯の時より増やしています。
私の中では、古代米入りの玄米のビックリ炊きの基本的な水加減は
260%(玄米×2.6)以上くらいが好みかな?という感じで季節に合わせて
炊いています。
今は、260%以上で炊いていますが、
昨年の秋田の米には、このくらいが私的にはちょうど良い感じです。
そして、私の場合はここに、梅干が入ります。
火加減についてですが、
VISIONは基本的に、強火で使う必要がない鍋なので、
最初の強火のところは、少し落として強火と中火の間くらいで炊きはじめます。
それで…
ここからなんですよね。
2回目の水のことでの質問メールが多いため書くと…
パイロセラムやVISIONの鍋に、差し水をしても割れませんので
心配なさらずに、2回目の水を入れてあげてください。
大丈夫ですから。
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びっくり炊きで炊き上がった玄米の様子。VISION使用。
1年くらい前の写真です。
あれから何十回となくこの鍋で炊いていますが、
割れていませんので大丈夫ですよ。
ただ。
パイロセラムの蓋は、パイレックスで出来ていますし、
写真のようなVISIONの蓋も、火にかけられるように作られていませんので
使用中に、急に冷水につけるようなことはしないように
気を付けてくださいね。
これはね、先日、妹がクックマスターの蓋でやらかしたので
知っていることなのですが、バキッ!という音がして亀裂が走ります。
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このタイプのVISIONだと、
蓋もフライパンとして使えるように作られています。
こんな感じでしょうか・・・?
写真は、古代米の割合が今より多いので、黒い…。
火を止めて蒸らしの時間は、10分~20分とか、30分とか
そのくらいは放置して置いています。
蒸らしの時間を少々多めにとることで、
鍋にお米の粒を残すがことがなく、とれますよ。
こんな感じです。
ごはんのかたさの好みは、各々違いますので
参考程度にしてみて下さいませ。
当たり前ですが、どんな鍋でもびっくり炊きは出来ますので
お試しくださいませ。