20年以上も昔のこと。
小学生だった時のはなし。
ここに書くけど、
私が正しい。って話でもないし、
人は人、私は私、そして小学生の時の私が下した判断だから、
今の私だと、また違う解決方法を取るかも…って話。
小学生の時、ソフトボール部だった。
そこで、体罰があったの。
ノックをエラーした場合や、何かやらかした時に、
バットで臀部を叩かれる、所謂、ケツバットをされた。
ケツバットをされる同級生を見ながら…
時々、自分もされながら…
全く持って、
なんでケツバットで叩かれなくてはいけないのか？
が理解できなかった。
これ（ケツバッド）をしたら、守備がうまくなるのか？
だいたい、お尻とソフトボールがどう関係あるのか？
叩かれる意味が分からない。
私の学年は、幼稚園時代からイジメがあって、
クラスもクラスでイジメ、チームメイトとの中でも、
ギクシャクしてて…
そして、体罰があり…という状況で、チームの勝利に
私の存在が大きく関与していたこともあり、
このチームで戦う意味が分からなくなってしまった。
普段、いじめられているのに、
どうしてこのチームの勝利に貢献しなくてはいけないのだろう？
このチームメイトと、全国大会に行きたい？
行く理由が私にはある？ないんじゃないの？
イジメと、体罰が嫌になり、全国大会の2週間前？1週間前？
記憶が定かではなくなっているんだけど、私は退部した。
今なら、同じ退部の道を選ぶにしても、
こんないきなり退部して、復讐みたいなことはしないと思う。
けど、あの時の私は耐えられなかった。
体罰と一緒に、言葉で罵られるということはもっと日常的に
練習の中でされていて、とても心が痛かった記憶がある。
今、体罰で自殺してしまった高校生の話がニュースで流れている。
もしかしたら、入試を中止するとかということも起きてくるのかな？
と、予想しているんだけど、でも、そんなことになったら、
父兄が…、在校生が…、志望している子が…と、中止をしたことについての
反対意見をマスコミは報道するんだろうな。。。
もし、そんなことがこれから起きたら…
私が自分の人生の色々を考えてみてどう思うのか、考えてみた。
私は、入試が中止になることは、たぶん賛成だと思った。
将来、同じことが起きないためにはどうするべきなのか？と考えれば
今ある姿がおかしいことに気がつくと思う。
高校に入学して、部活をして、死を選ばなくてはいけない
事態になることが間違っている。
部活が出来なくなることより、子供の命の方がはるかに大切だ。
自分の大昔の経験として上に書いたけど、体罰をして強くなるなんてない。
体罰は体罰。体罰以外の何物でもない。
…だいたい。
体罰をする教師ってさ…私は軽蔑してしまう。
私は指導能力の足りない教師です。ちゃんと指導出来ない人間なので、
叩いてしまいます。と、私には見えてしまいます。。。
（入試を中止されたせいで）志望の高校に入れなかったから、
自分の子の道が閉ざされた…と言ってしまうような親にはなりたくない。
昔、志望した高校に入れなかったことがあるから、あの年代の子供の
絶望感は容易に想像できるんだけど、そこで、夢につながる道は一本ではないことを
子供に話すことが出来る大人になりたい。
夢を叶える方法は、絶対に1つではない。
何通りもある。
高校が志望した高校でなくたって、ちゃんと夢は叶うよ。
これは、本当。
夢を一生懸命考えて考えて、詳細にすること。
詳細に夢を描けるようになったら、今を見つめて考えてみる。
夢のために今、今自分がやらなくてはいけないことから手をつけて行く…。
とにかく、もし、入試を中止するようなことがこれから起きても、
夢を叶えられなくなったのは…と、そのせいにしないように願いたいと思う。
