私について

就職活動は辛かった

私が就職したかった和菓子屋さんをここに並べると…

 

とんでもないことを平然と言ってきたとんでもない和菓子屋さん一覧

 

を作り上げてしまうので、絶対書けない。

 

いや、私以外の人なら面白いだろうから並べたら良いかもしれないけど、

そんなことしたら、また性格が悪いとメールが来てしまうかもしれない。

 

でも、学校の助手の就職試験の話は前から触れていたのでそのことでも。

私の本命は、助手の先生を数年やってから、某和菓子屋さんに就職すること。

もしくは、その某和菓子屋さんで働いてから、助手の募集があったら受けて助手になること。

このことだけを考えて考えて、毎日努力を重ねてきていたのです、当時はね。

 

面接の内容がこれがまた凄かった。

 

「なんで学校受けたの?

助手なんかやろうとしなくていい、菓子職人になろうとしなくていいでしょう?

早く結婚して家庭に入ったら?子供産んだら気持ちは変わるよ~。

そしたら、家でお菓子なんかいくらでも作れるし、今の気持ちは早いところ忘れなさい。」

 

こんな感じのこと言われました。

私は何の専門学校に通い、何の専門学校の助手の試験を受けたのか…?

頭がおかしくなったのか!?と思いました。

当時の校長にそのようなことを言われ、ショックで唖然としてしまった記憶があります。

 

面接という名の言い渡し?のような試験の最後は…

 

「あとね、いくら努力してくれてもね、去年、女の子を取ったから、

今年は男の子を取るからダメだから。」

 

でした。

 

このような感じで毎日、女はダメ女はダメと言われ続けて私が取った行動は…?

 

それは明日にでも。

 

 

当時の校長は○下りの人だったから、こんなんだったのだと思う。

あと時代もね、今とはかなり違ってました。

現校長先生は私もとてもお世話になった先生だから、絶対にこんなこと言わないです。

そもそもなのですが…

就職活動、ちゃんとしたのですが、

希望したところに就職できませんでした。

 

今はどうなのか分かりませんが、

求人票は学校に届き、その中から希望のお店を選ぶものでした。

 

正直に書きますが、成績が悪かったわけではありません。

自分で書くのは恥ずかしいのですが、トップでした。

 

でも、私は性別が女で、それもお菓子やさんの娘ではないですし、

地方出身者で、和菓子やさんから、とても敬遠されました。

 

酷い話ですよね。

性別が女なら、ダメ。

菓子やの娘じゃないなら、

(早めに)辞めてくれなくて店に残るから女の子はそこまで仕事場には置きたくない。

↑ ここでいう仕事場とは、お菓子を作っている現場のことです。

売り子ならいいけど、職人ではいらないってことです。職人と言いますか、

いくら給料を払って置いてやっても、男とは違い…って、

とにかく女は最後は辞めるからダメという話でした。

 

親元を離れて生活している女の子はダメ。

 

今の時代なら、とんでもない話になると思うけど、

こんなことを発言しても普通に通るような時代があったんですよ、この業界…。

 

とにかく、和菓子やさんに就職したくて、~~~はどうなのか?(受けられないのかの意味)

と、先生に聞いても、

「そこはお前のカラーに合っていない。」

とか、自分の希望だけで、就職先は選べない時代…だったのです。

今から15年くらい前の話です。

 

私にはそんな自由の全くない就職活動時代がありました。

続きます。