日記

買うまでの3年間…

結果から書くと、この度、新しい牛刀を買いました。

 

買うまで3年程、いろんなホテルのいろんな厨房で

たくさんの職人さんと仕事をしてきて、包丁選びについての相談をしては

いろんなアドバイスをいただきました。

 

ベテランになればなるほど、包丁の名前に左右されるな、高い包丁を買う必要はないという

話をいただき、その包丁を握った時の自分の感覚に従えって言われました。

同時に、いろんな職人さんから包丁を借りて仕事をしてきたので、様々な会社の

包丁を握ってみる機会にも恵まれていました。

 

刺身を引く仕事をすれば、柳刃がほしくなったり、

お菓子を一生の仕事として生きて行くという前提があり、牛刀を選んでいるため、

料理と私とお菓子の関係性で考えてみたり…して、後はその包丁に対する

思い入れ…だったり、色々考えて購入に踏み切りました。

 

 

 

このスライサーは、3年間の途中で買いました。

この時は、愛用してきたスライサーの刃の長い物が欲しかったから選んだものです。

焦がして、焦る…

休業前のなまどらの比率の覚書を、仕事をしながら探していた。

(皮○○グラムに対して、粒あん&生クリームは何グラムかなぁ?と。)

 

比率のメモを見つける前に、

 

かけた情は水に流す。

受けた恩は石に刻むこと。

 

と、太めのペンでデカデカと書いたものが私の目に飛び込んできた。

あまりに驚き、なんでこんなところにこんな書き方を数年前の私はしたのか!?と見入ってしまい、

 

はい、どら皮12枚、焦がしたーーー

 

 

 

 

 

本日は、久しぶりの突然の出店にも関わらず、お越しいただき、ありがとうございました♡

 

明日、早朝よりみっちり仕事をさせていただきますので、お楽しみに…。